ウクレレキッズクラブの働き


友達が学校や放課後楽しく過ごしている間、入院中の子供たちは、懸命に治療に励んでいます。その子供たちが、病院の中で少しでも楽しい時間が持てますよう、そして早く回復して退院できますようにとの願いを込めて、ウクレレを贈ります。ウクレレは、コードを覚えれば、比較的簡単に歌いながら弾けます。家族や友達を思って寂しいとき、悲しいとき、つまらないとき、痛いとき、もっと楽しくなりたいとき、あるいは誰かを楽しくしてあげたいとき、などなど。1人でも多くの子供たちが、ウクレレを抱えてコードを抑えながら、好きな歌を歌って、本人はもとより周囲の人々にも笑顔が増えることを願っています。

小児病院や一般病院の小児病棟に入院している子供達に、音楽療法の一環 として、音楽療法士が適切と判断する子供たちを選び ウクレレキッズクラブのために特別に作られたウクレレ を無料でプレゼントし、音楽療法士が弾き方を指導したり一緒に演奏しま す。ウクレレを弾くことによって音楽の癒しや楽しさを体験することによ って、心のケアとともに痛みの軽減や早期回復などにも役立つことを意図しています。また子供だけではなくその両親や家族にも好影響が広ま ることを意図しています。子供は退院時にこのウクレレを家に持ち帰り、家で楽しみながら続けることによって、生涯の音楽のギフトとなります。

フロリダで始まったこの活動は徐々に広がり全米で250以上の病院で7000個のウクレレが子供達にプレゼントされています。更にカナダ、イギリス、フランス、メキシコ、中国にもその働きが拡大しています。

 












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